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平等な職場環境は大切です…みんなと同じように働けない場合も平等に近づける。

【13//2013】

今年は、本当に忙しい。

わたしの会社の仕事は、世間の景況とはあまり関係ないのだけど、今年は仕事が年末まで手一杯です。
例年なら、年末前から翌年の7月いっぱいは忙しいですけど、8月から11月までは少し仕事量が減ります。
昼間の会社では、一緒に働いてくれる人に順番に2週間の夏休みをとってもらいますけど、今年は半分しか夏休みはありません。
みんな文句言わずに連日の残業を頑張ってくれています。

感謝してます。



そういえば、わたしが勤め人の頃、こんな奴らがいました。
「くそ忙しいのに、趣味の為に急に連休をとる」
「しかも嘘っぱちの理由で」
「年に何度もそういうことをする」
「そのために他人に迷惑をかけても一言も言わない」

バス釣り大会にいくのに「子供の行事が…」「子供の具合が悪い…」と言い、子供は親に預け、夫婦で何日も遊び回る。

ま…そんな奴らがいました。



そんなのおかしいでしょ。
だから、上司に意見しました。
でも、上司はなあなあで済ましてました。

わたし、その会社でそいつらの上司になった時にそういうのを許しませんでした。
「人より多く休みをとっているわけではない」
「決まった休みの日数をどうしようが自由だろう」
そいつらの主張はこうでした。
時間かけて「それじゃ困る」という話をしましたけど、納得しません。

こいつらが好き勝手に休みをとるおかげで、負担が重く、「会社を辞めたい」という部下もいました。
そのことも辞めたい部下の氏名は伏せて伝えました。

年に一回なら考慮できるが、保証は出来ない…と言うと、経営者に訴えました。



経営者の親類なんだよ…こいつら。


わたし、経営者からなんだかんだ言われましたけど、認めませんでした。
経営者に少し怒鳴られましたけど、「一部の人間のくだらない都合で全体に負担をかけることは、死んでも認められませんよ。それ通すなら、わたし辞表をこの場で出します。」とはねつけました。

ま…しばらく経営者と馬鹿たちとは険悪になりましたけど、他の人達は「よくやった(*^▽^)/★*☆♪」と言う感じでした。




職場ではね。
みんな平等に接することが大切です。

平等って、実は難しいのだけど、そうしないといけません。

一部の人間を根拠なく優遇した職場環境だと、優遇されない人は仕事にやる気をもてません。
せっかく仕事が出来るようになった人材を失う可能性もあります。

それは、仕事が出来るようになるまでに費やした教育にかかった時間や費用を捨てることになります。
しかも代わりの人材が直ぐに見つかっても、再び教育に時間や費用をかけなくてはいけません。
一人の人が会社を辞めると会社は2人分の教育の時間や費用を負担することになります。

さらにいえば、代わりの人が見つかるあいだは戦力は低下します。
引き継ぎやなんやで余計な負担がみんなにかかるのです。



やむ得ない事情があって、みんなと同じように働けない人もいるでしょう。



うちの会社にもそういう人はいます。
忙しくて、みんな殺気立ってても、シングルマザーの社員には「時間だから帰れ」とわたしは言います。


以前、みんな事情は知っているけど、その人に冷たい視線を送ることがありました。
口に出して、わたしの耳に入れば、わたしに説教されるから言わないけど、明らかに嫌な視線でその人に接している人がいました。



わたし、シンママ呼んで話しました。
「毎日、仕事を一生懸命頑張っているね。ありがとう。」

でも、冷たい視線を送る仲間もいるね。
理由わかるよね。
でも、時間がくれば仕事を切り上げないといけない。
わたしが人をもっと雇えば、冷たい視線送られないですむのかもしれない。
ごめんね。
でも、それは急には出来ない。

育児大変だと思う。
わたしの知らない苦労もあると思う。
それでも、毎日、仕事しなきゃならない。
嫌な視線に耐えてね。
自分の時間なんてないかもしれない。

これから話すことは、君にとって大変なことだと思う。
でも、一通り聴いて欲しい。


…わたしね。
ある資格の取得を薦めたの。
それは勉強すればそれほど難関ではないけれども、たくさん勉強しなくちゃ絶対に取得出来ない資格。

仕事を終えて、育児の合間に勉強しろ…と。
当然、自分の時間なんて全然なくなる。

でも、資格者になれば、会社で君にしか出来ない(まあ、わたしも資格者だが…)分野が出来る。
これまで、外注してたことが社内でできれば、みんなの負担も減るし、視線は変わるから。
(普通は外注だと負担は減りますが、少し特殊なんです。)

本当に大変なことを言ってると思う。
でも、このままは嫌だろう。
変えたいなら、君が変わらなきゃ。


喫茶店で2時間泣かれ(ちなみに喫茶店の店主は変な勘違いをしていたが省略。)、怒鳴られましたけど…ま…1年後には資格者となり、社内でも、彼女は一目おかれ、みんなが残業してても嫌な視線送られずに「お疲れ様です♪」と言ってもらい帰宅出来るようになりました。

定時に必ず帰宅するけど、みんなより高度な内容を取り扱うので、みんな文句を言えないのです。


事情があって、みんなと同じように働けない場合もあるでしょ。
でも、そんな時は、何か考えるんです。
みんなと同じではないけど、みんなに出来ないことをしてもらうことで平等に近づけることはできるんです。
場合によってはね。


これを放置しておけば、みんなと同じように働けない人もまわりも辛いよ。


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