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ボーナス・・支給される側も支給する側も互いに査定している。

【17//2012】

 うちの会社やお店は、今月の20日がボーナスの支給日です。
 何年も前は、ボーナスの支給日は随分とヒヤヒヤとする日でした。
 そんなにお金に余裕がありませんでしたからね。
 でも、一緒に働いてくれている人が納得できる金額を支給できないといけないと思っていました。
 それは経営者の義務だと思っていました。
 それは今も変わりません。


 もちろん、起業しはじめなんてね、気持ち程度しか支給できませんでした。
 わたしなんて、一万円くらいしか支給できないこともありました。
 それでも精一杯でした。

  
 会社にまだ数人しか人がいない時なんて、
 「社長、ボーナス返上しましょうか?」
 なんて、一緒に働いてくれる人から申し出があったほどです。

 会社で一番、お金もらっていないのが、わたしなのは、一緒に働いている人は知っていましたから。
 お金ないのに、支給するわけですから、同情してくれたんです。

 でも、そこで申し出を受けてしまうことは、一生懸命に働いてくれる人を評価しないと同じになります。
 金額は少ないけど、できる限り評価しているというメッセージがボーナスにはあるんです。
 だから、心で泣きながら笑顔で断りました。
 

 ※幸い、わたしには夜のお店の収入もありましたので、申し出は断ることができました。
 




 

 ボーナスは支給される側もドキドキするかもしれませんけど、支給する側も結構、ドキドキするものなんです。
 少ないと
「ああ会社は一生懸命に働いているのに、評価してくれないんだな・・・」
「この金額しか支給できないなんて・・・この会社は先がないな・・・」
 と思われます。

 会社は一緒に働いてくれる人をボーナスで査定したりしますが、一緒に働いてくれる人もボーナスで会社を査定するんです。
 

 それがわからない経営者や無関心な経営者もいますが、そういう経営者の会社は大抵、ろくなもんではありません。
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