いつもニコニコ。でも、絶対に油断しないこと。

経営者は馬鹿でもできますが、少なくとも、疑い深さがない人には向きません。
　・・・まあ、馬鹿なままだといずれは会社を駄目にしますけどね。

　だから、過去に「君主論」読めだとか書きました。
　だから、ばあちゃんの英才教育（笑）について書きました。

　
　わたしは、一緒に働いている人を信頼しています。
　失敗しても、一生懸命に仕事をしている上で会社に損益を与えた場合は大目にみます。
　怒っちゃうこともありますけど、失敗だけでその人を評価しません。

　でも、１００％は信頼していません。
　自分に関してもそうです。
　人間は自分に一番、甘いですから。

　他所の会社なんて、笑顔でニコニコしていても、常に観察しています。
　本当のこと言っていないな、誤魔化しているな、と疑いの目で観ています。

　嫌な奴でしょ。
　でも、そうでないと生き残ることは難しいから。

　
　周囲にニコニコしながら、絶対に油断しないで観察しているのです。
　そうしないと、大切なことに気がつくことができません。
　自分がお客さんに提供するサービスの質を守り、高い利益率を維持することなんて、できません。


　相手に何かを伝えたり、何かをする時に、誠意をもっていれば、疑うことは別に悪いことではないと思い込んでいます。


　でないと、誰も守れませんし、何も守れません。